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結納

沖縄における結納

結納とは、新郎側が新婦側へ婚約の意思を公にし、家族・親戚に認め知ってもらうと同時に、両家が新しく親戚関係を結ぶにあたり、末永い繁栄を誓う儀式でもある。

雅

琴

舞

沖縄では、その結納を行う場所・時間に特徴があり、そこには沖縄の、祖先を大切にし、伝統を守る精神を認めることができる。
結納は一般的に、床の間で行われるものだが、沖縄の場合床の間には多くの家庭で仏壇が置かれており、その仏壇の前で結納を執り行うのが普通であった。
また、結納を行う時間にも沖縄特有の決まりがあり、結納は干潮から満潮までの間に終わらせなければならない。「潮が満ちていくさまにあやかり、この縁談も上向きに発展してほしい」という願いからである。これらから沖縄の人々にとって、潮の干満というのは儀式を行う上で欠かせない要素であることがわかるし、沖縄において結納は、祖先に対する信仰を忘れず、伝統を現在まで受け継いできた儀式なのである。

結納と天ぷら

新郎側が新婦側にもっていく結納品は長のし、御帯料、勝男節、寿留女、小生婦、友白髪、末広、家内来多留、目録書の9品を結納品として収める場合が多い。
沖縄特有の結納品としては、結納料理盛と天ぷらセットが挙げられる。料理盛は、赤かまぼこ、かすてら、豆腐、花イカ、田芋、魚天、豆天など一つ一つ縁起物として意味を持った料理が大きな器に盛られ、新郎側が用意して新婦の家に持っていくものである。また、天ぷら(サーターアンダギー)セットは沖縄でしかみられない結納品であり、形状の違う天ぷらが詰められている。これらの形状にはそれぞれ意味があり、沖縄の人々には一般的に知られている。

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